部分痩せを叶えるスクワット!正しい方法と効果を解説
脂肪がついてムチムチになった太ももに悩まされていませんか?
太ももの太さが気になって、ミニスカートを履くことができないという女性の嘆きの声をよく耳にします。
太ももだけを効率よく部分痩せできる方法があったら、ぜひ試してみたいですよね。
太ももの部分痩せと聞いて、まず思い浮かべるのがスクワットです。スクワットでの部分痩せは、今までは“あまり効果がない”とされてきました。しかし最近、スクワットには部分痩せ効果が十分にあることが分かってきたのです。
この記事では、スクワットの効果や続ける期間、正しいスクワットの方法をご紹介します。
スクワットには部分痩せ以外にも嬉しい効果があるので、太ももを重点的に部分痩せさせたい方やダイエット中の方は、是非参考にしてみてくださいね!
スクワットがもたらす効果とは
様々な効果があることで知られるスクワット。太ももの筋肉はとても大きいので、ここを運動に使うと体に様々な変化があらわれます。
どんな効果があるのか、代表的なものをご紹介します。
部分痩せ効果
ダイエットの中でも難しいとされる部分痩せですが、スクワットであれば効率よく部分痩せすることが可能です。
特に太ももの部分痩せに効果的で、モデルやタレントといった美容に気を遣う人達も、スクワットをダイエットメニューに取り入れています。
そもそも太ももが太くなってしまうのには、いくつかの原因があります。脂肪細胞に老廃物が絡まったものはセルライトと呼ばれ、一度つくとなかなか燃焼しにくいという性質があります。骨盤の歪みがあると、筋肉がゆるみやすくなり、脂肪が特につきやすくなります。
また、下半身はリンパ液や老廃物が溜まりやすく非常にむくみやすいため、太ももがさらに太くなります。
スクワットは、セルライトや骨盤の歪み、むくみといった太もも太りの原因を改善し、スリムな太ももにしてくれる効果が期待できるのです。
脂肪燃焼効果
スクワットを1回やるだけで、腹筋100回分のカロリーを消費すると言われています。それだけでなく、スクワットによって筋肉がつくと基礎代謝が高まって、脂肪を燃焼しやすいボディへと導いてくれます。
全身にある筋肉の内の約70%が下半身にあるため、下半身を重点的に鍛えると、基礎代謝をより早く上げることが可能なのです。
スクワットをダイエットメニューに取り入れれば、部分痩せだけでなく、全身の脂肪燃焼効果が期待できます。
ヒップアップ効果
年齢と共に垂れ下がってくるお尻に悩まされていませんか?お尻が垂れてくると、パンツスタイルが決まらなくなり困ってしまいますよね。
スクワットは骨盤の歪みを整え、お尻の筋肉をキュッと引き締めることができるので、ヒップアップ効果が期待できます。脂肪燃焼効果でお尻の脂肪も落ちるので、美しいヒップラインを叶えます。
全身の筋肉が鍛えられ美ボディラインに
スクワットは下半身を動かす動作を行いますが、実は同時に全身の筋肉も使っています。つまり、正しい方法でスクワットを行うと全身の筋肉を鍛えることが可能なのです。
背中や腹筋も一緒に鍛えることができるため、部分痩せやヒップアップ効果に加えて、姿勢が良くなるという嬉しい効果も期待できます。誰もがうらやむ美ボディラインに一歩近づくことができるのです。
どれくらい続けることが理想?
スクワットは、すぐに効果が出るわけではありません。まだ正しいやり方に慣れていない1週間は、毎日スクワットを行ってみましょう。
1週間が経過した後は、2~3日に1回くらいの頻度で行ってください。実はスクワットをした後、太ももの筋肉の筋繊維の一部が断裂し、それが修復されることで筋力がアップします。
つまり、修復が間に合わない状態で毎日無理にスクワットを行うと、かえって効率が悪くなってしまうのです。
筋力をつけて基礎代謝を上げ、ダイエットに適した体質にするには、約1ヶ月はスクワットを続けてみましょう。
正しいスクワットの方法
太ももの部分痩せをするためにスクワットをしても、太ももをムキムキにしてしまう方法だと逆効果になってしまいます。
正しい方法でスクワットを行うと、太もものシェイプアップやヒップアップが叶います。正しいスクワットを安全に行うために、靴下を脱いで、鏡の前に立ってみてください。
腕を組む
胸の前で、軽く腕を組みます。鏡を見て、肩が水平になるように注意してください。
両足を広げる
膝と爪先を外側に向けて、両足を大きく広げます。肩幅の1.5~2倍の幅が目安です。足の位置がずれないように、裸足で行うといいでしょう。
胸を張り、お腹に力を入れる
胸を張って、背筋をピンと伸ばします。また、お腹に力を入れて、少しへこませます。
膝を曲げる
ゆっくりと膝を曲げます。この時に、お尻に力を入れ、お尻を突き出すようなイメージで行うのがコツです。重心がかかとに来るようにします。
この時、息を止めてしまいがちなので、意識して呼吸をするようにしてください。
腰を落とす
真っ直ぐに前を向いて、組んだ腕の位置をキープしたまま、ゆっくりと腰を落とします。太ももが床と平行になるところまで膝を曲げます。
膝を曲げる~腰を落とす動作を、だいたい20~30秒かけて行います。
膝をまっすぐに伸ばす
腕組みをした体勢を保ちながら20~30秒かけて膝を伸ばし、もとの体勢に戻ります。
1日に50回行う
上記のやり方で、スクワットを1日に30~50回行います。1回で50回行う必要はなく、朝10回+昼10回+夜10、朝25回+夜25回というように分けて行っても問題ありません。
ダイエット効果を特に期待したい場合は、1日に50回行うのがベストです。
まとめ
ダイエットに効果があるということで有名なスクワットですが、どうしてスクワットが効果的なのかということまでは知らない方も多かったのではないでしょうか。
スクワットをすることで筋肉がつき基礎代謝が上がり、全身の脂肪やセルライトの燃焼をしやすい体質に変えてくれます。また、スクワットをすることでむくみが解消され、下半身太りを改善してくれます。
スクワットは、少しのスペースと時間があれば、道具を使わずに簡単に行えるエクササイズです。太ももの部分痩せやダイエットをしたい方は、今日からぜひダイエットメニューにスクワットを取り入れてみてください。1ヶ月間続けて、理想のスリムな太ももを手に入れましょう!