たるんだ二重あごがスッキリ!簡単セルフマッサージ法

女性の印象を大きく変えてしまう二重アゴ。二重アゴだと、太って見えたり、実年齢よりも老けて見えたりしますよね。

特にアゴは服などで隠せない場所なので、とても目立ってしまいます。鏡に映った自分の二重アゴを見るたびに「もっと痩せなきゃ」「アンチエイジングしなきゃ」と焦ってしまう人もいるでしょう。

しかし実は、二重アゴの原因は脂肪や加齢だけではありません。ダイエットやアンチエイジングのスキンケアだけでは、二重アゴを改善することは難しいのです。

最近は痩せている人や若い人にも二重アゴに悩まされている人が増えていますが、その原因は意外なところにあるようです。一体どんな原因が隠されているのか、気になりますよね。

今回は、二重アゴの意外な原因や、二重アゴの予防法、アゴのたるみを改善するマッサージ方法などをご紹介します。

誰でも簡単にできるマッサージで肌のたるみをなくし、すっきりとしたフェイスラインを取り戻しましょう。

二重アゴの原因

太りすぎ

二重アゴの原因としてまず考えられるのが、太っているせいで脂肪がアゴについてしまっているというケースです。身体が太っている人の場合は、単に太りすぎが原因であることが多いです。

逆に身体が痩せているのに二重アゴになってしまっている場合は、他の原因が考えられます。

加齢による肌のたるみ

アラフォーになってから二重アゴが目立ってきたという場合は、加齢が原因かもしれません。肌細胞は、早い人では30代後半ごろから一気に劣化し、ハリを失い、たるんできてしまいます。首やアゴの周辺は皮膚がとても薄いので、特にたるみやすく、目立ちやすいといえます。

ストレートネック

最近増えているのが、ストレートネックによる二重アゴです。通常、首の骨は緩やかなカーブを描いています。しかし間違った姿勢で長時間作業をしたり、スマートフォンを長時間見ていたりすると、首の骨が真っ直ぐになってしまいます。

成人の頭の重さは約5kgもあります。それを支えているのが首ですが、頭が前方に出ている状態で長時間過ごしていると、首が頭の重みに耐えきれず、骨が変形してしまうのです。

首の骨が真っ直ぐになると、重たい頭を身体で支えることができないので、頭がいつも前に突き出た状態になります。この状態が長く続くと、頭の重みのせいで皮膚がたるんでしまうのです。また、アゴが前に出た状態が長時間続くと、アゴに深いシワが刻み込まれてしまい、スマートフォンを使っていない時でも二重アゴになりやすくなります。

ストレートネックは首周辺の筋肉が緊張した状態になり、かなりの負荷がかかるため、頭痛や吐き気などの症状が出る場合もあります。心当たりのある人は要注意です。

むくみ

意外と知られていないのが、むくみによる二重アゴです。むくみといえば顔や脚といった場所に現れるイメージがありますが、アゴだけが特にむくんでしまうというケースもあります。

長時間同じ姿勢をとっていて筋肉が緊張した状態だったり、ストレートネックで首の筋肉に負荷がかかっていたりすると、むくみが悪化しやすくなります。

 

二重アゴを予防する方法とは

太らないように注意する

顔についた脂肪は、非常に落としにくいと言われています。そのため、余計な脂肪がつかないように食生活などを整え、運動を積極的に行うようにしましょう。

アンチエイジングをする

加齢にともなって肌のたるみが起こるのは仕方のないことですが、アンチエイジングをすることによって、肌の加齢を食い止めることは可能です。

更年期を過ぎると、コラーゲンの生成などがうまくできなくなるため、肌の弾力がなくなって二重アゴになってしまいます。そのため保湿成分などを多く含む美容液や化粧水などで、しっかりとスキンケアを行いましょう。

また、女性ホルモンの分泌量が大幅に減ってしまうのも、肌がたるんでしまう原因のひとつです。大豆イソフラボンやローヤルゼリーは、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。大豆製品やローヤルゼリーを日々の食生活に取り入れて、身体の中からもアンチエイジングをしましょう。

姿勢に気を付ける

若くて痩せている人のストレートネックの原因は、姿勢の悪さにあります。特にスマートフォンやパソコンを使う時に、前のめりの姿勢になりがちなので、注意が必要です。

スマートフォンは出先でも使えて大変便利ですが、長時間の使用を避けるように意識して行動すると、なお良いでしょう。

アゴを前に突き出すような姿勢は、リンパの流れを悪くし、むくみを引き起こす原因にもなります。百害あって一利なしです。

 

顎のたるみをなくすエクササイズ紹介

美しい姿勢を保つエクササイズ

姿勢をよくして立つ

背筋をまっすぐに伸ばして立ってください。鏡で自分の体を真横から見てみて、猫背になっていないか、反りすぎていないかを確認します。胸を突き出すような姿勢をとりがちなので、注意しましょう。

アゴを出す

アゴをぐっと前に突き出します。

アゴを後ろに押す

アゴに指を2本あてて、そのまま後方に押します。

首の筋肉をリラックスさせるエクササイズ

指を組む

頭の後ろに手をまわし、手の平が上を向いている状態で指を組みます。

頭を後ろに倒す

頭を後ろにゆっくりと倒し、そのまま3回程度深呼吸します。

頭を起こす

肩の力をゆっくりと抜き、頭を前方に起こします。

アゴのむくみをとるエクササイズ

鎖骨の下に手を置く

鎖骨の下に両手を添えて、そのまま皮膚を下に引っ張り、首の皮膚を伸ばすようにします。

首を動かす

その状態のままアゴを上向きにし、左右にゆっくりと動かします。これを4回程度繰り返します。

 

まとめ

太りすぎによる二重アゴ、肌のたるみが原因の二重アゴ、ストレートネックによる二重アゴ、むくみによる二重アゴ。どれも共通点がないように思えますが、実はエクササイズをすることでどの二重アゴにも効果が出ます。

筋肉の緊張をほぐし、リンパの流れを改善して老廃物が流れるようにし、血流を良くすることで二重アゴをなくすことができるのです。そのためには3種類のエクササイズを連続して行うと、より効果が出やすくなるでしょう。

今回ご紹介したエクササイズは、どこでも短時間で簡単に行うことができます。仕事中のリフレッシュにも効果があるので、隙間時間にぜひ試してみて下さいね!