りんご断食で胃腸の疲れをリセット!自宅で簡単にできるデトックス法
デトックスやダイエットに効果的だとされる断食ですが、試してみたくても試せないという方も多いのではないでしょうか?
一般的な断食は完全に食べ物を断ってしまうので、ちょっと不安がありますよね。
そんな方におすすめなのが、「りんご断食」です。りんごだけを少しずつ食べて行う、ゆるい断食方法なので、断食が初めてだという方でも試しやすいと思います。
りんご断食には様々な嬉しい効果があるので、ダイエットや美容に最適です。
今回は、りんご断食で期待できる効果や、りんご断食に適したタイミング、りんご断食の方法、りんご断食の後の回復食などについて詳しくご紹介します。
りんご断食の効果とは
りんご断食の効果には様々なものがあります。代表的なものをいくつかご紹介します。
胃腸の疲れをリセットする効果
りんごを食べながらのゆるい断食は、胃腸の疲れをリセットする効果があります。現代人は朝から晩まで、色々な物を摂取しすぎており、胃腸が疲労しています。
りんご断食を行うと、自然と胃腸を休めることができ、無理なく胃腸の疲れをリセットすることができます。
デトックス効果
りんご断食で胃腸を休ませると、デトックス効果が高まると考えられます。漢方には『吸収は排泄を阻害する』という言葉があるほどで、物を食べて胃腸が活動している状態だと、悪いものが体内に溜まりやすいのです。
胃腸を休ませると、吸収に使われていたエネルギーが排泄の方に使われるようになります。そのため、お通じが良くなり、体内の毒素や老廃物が排出されやすくなるという仕組みです。
ダイエット効果
りんごには酵素が含まれています。酵素といえば、ダイエットに効果があるということで話題ですよね。
酵素は、新陳代謝を活発にする効果があります。新陳代謝がよくなると、脂肪が燃焼されやすくなるため、ダイエット効果が期待できるのです。ちょっとした運動をプラスすれば、さらに効果が高まるでしょう。
アンチエイジング効果
りんごの皮にはポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールには、肌細胞をサビさせる原因になる活性酸素の発生を抑制する働きがあります。りんごを皮ごと摂取すれば、肌の老化を防ぐアンチエイジング効果が期待できるのです。
リラックス効果
実は断食後しばらく経つと、脳がリラックス状態になりやすくなることが分かっています。神経を鎮めてくれるので、ストレスが溜まりがちな現代人にぴったりです。
りんご断食を行うのに最適なタイミングは?
りんご断食は、いつ行っても効果が出るというわけではありません。特に効果的な時期に行うのがおすすめです。
休日
平日は夜まで飲み会があったり、徹夜のお供に夜食を食べたりしますよね。そんな状態では胃腸が休まりません。
りんご断食を行うのであれば、休日にやるのがベストです。身も心も休められる日に、胃腸の疲れもリセットしましょう。そうすれば、仕事や学校のある日に再び頑張ることができます。
生理が終わってから、生理が始まる1週間前までの間
女性の場合は、生理(月経)のことを念頭においてりんご断食を行う必要があります。生理前は体調がコロコロ変わりやすい不安定な時期ですし、代謝が悪くなりやすいので断食の効果が出にくくなります。
りんご断食をするのであれば生理中や生理直前は避け、生理終了後から、次の生理が始まる1週間前までの間に行うようにしましょう。
りんご断食の方法
食べるものをりんごにするだけの「りんご断食」の方法はとても簡単です。いくつかポイントをご紹介します。
生のまま食べる
りんごには酵素が含まれています。酵素は代謝を上げるのに欠かせませんが、加熱すると死活してしまうという欠点があります。酵素を取り入れるには、生のまま食べるのが一番です。
皮ごと食べる
りんごの皮にはポリフェノールが豊富に含まれているので、皮をむいて食べるのは非常にもったいないことです。できれば皮ごと食べるようにしましょう。
色々なレシピを試してみる
1日3食、すべてをりんごに置き換えるので、場合によっては飽きてしまうこともあります。それでも我慢してりんごを食べ続けると、ストレスが溜まってしまい逆効果です。毎食レシピを変えるなどして、飽きのこないように工夫してみましょう。
定番はカットりんごですが、ジューサーで絞ってジュースにするのもいいですし、おろし金ですりおろして食べるのもいいでしょう。
酵素にそこまでこだわりがない場合は、加熱してみるのも方法です。焼きりんごにすればデザート感覚でいただけます。バターや砂糖を使わずに、シナモンで香り付けをして焼いただけでも美味しい焼きりんごになります。
水分補給をしっかりする
りんご断食の時には、水分補給を忘れないようにしてください。ジュースやコーヒーなどは避け、水か白湯にしましょう。
長くても3日間にする
りんご断食は、3日間以上は行わないようにしましょう。りんごは栄養豊富な果物ですが、そればかり食べていると栄養が偏ってしまいます。
きつい場合は1食だけをりんごに置き換える
急に食事の全てをりんごに置き換えるのが大変な場合は、1日3食のうちの1食だけをりんごに置き換える方法がおすすめです。朝食は、昼食や夕食と比べると軽めですので、置き換えるなら朝食がいいでしょう。
回復食について
りんご断食後は、胃腸の消化量が普段よりも弱まっています。そのため、いきなり脂っこいものを食べると、消化不良による腹痛を起こす場合があります。断食後は、胃腸に優しい回復食を食べるようにしましょう。回復食におすすめのメニューをご紹介します。
おかゆ
回復食の代表的なものといえば、おかゆです。できれば梅干しを入れて、唾液をしっかり出しながら食べるようにしてください。
肉や魚の出汁
肉や魚は栄養豊富ですが、りんご断食後に急に食べるのは体によくありません。肉や魚からとった出汁入りのスープであれば、腸の栄養となるグルタミン酸やたんぱく質が摂取できます。ただし、市販の顆粒タイプの出汁ではなく、生の肉や魚からとった出汁にしましょう。
まとめ
無理せずに気軽に行えるりんご断食には、デトックス効果やダイエット効果、アンチエイジング効果などがあり、体にいいことだらけです。“胃腸の疲れ”に心当たりのある食生活を送っている方や、ダイエット中の方は、りんご断食をぜひ試してみてくださいね!